★1972年に発表した『写真よさようなら』のあと森山大道は写真に対するリアリティの希薄さから途方にくれていた。その時浮かび上がったのが幼少のころから憧れでもあった北海道という土地と田本研造(1832-1912)や北方写真師の存在。ちょうどそのとき知人の実家の会社寮を紹介してもらい、3ヶ月限定で北海道生活が始まった。そのとき撮影したフィルム約300本のうち、発表されたのは取材費を出してもらっていた「アサヒカメラ」用のごく一部の写真だけだったという。それ以外のイメージはネガ上で流し見る程度で、その後はダンボールの箱の底に眠っていた。本書は30年ぶりに再度それらの中から厳選した写真を収録。重さ5kg越えの圧巻のボリューム。 ★出版社：Rat Hole Gallery（ラットホールギャラリー） ★刊行年 year：2008年 ★刊行：限定１、５００部 ★カバー：ハードカバー（ジャケット付） ★ページ数 ：665ページ ★サイズ：H370×W285mm 状態：新品未読品です（購入時から紙での保管ですのでヤケ無　　　　 　　　く、美品です。 ★外観の判断は個人差があります、画像にての判断をお願い致します。