美術品を彷彿させるほどに格調高く、またどこか愛らしいデザイン…。 目立ち過ぎることのない上品な煌めきは、晴れやかなご結婚式や式典にはもちろん、お茶席やお稽古事のイベント、お洒落なお食事会や観劇の際など、あらゆるシーンに最適です。 さらに、こちらのお品は風合いも素晴らしく、そっと触れた感触はまるでカシミヤのショールのよう。 上質な帯をお探しのお客様に、自信を持ってオススメする《特選の袋帯》をご紹介させて頂きます。 どのようなお着物にもステキなコーディネートをお楽しみ頂ける、気品溢れる煌めきを湛えた、大変にしなやかな帯地。 そこには高貴な印象を与える名物裂の中でも、最も人気のモチーフ『花うさぎ』文様を表し、格式の高さと共に上品に煌めく螺鈿によって、薫り立つような美しい帯姿を叶えてくれます。 そのお柄は愛らしい雰囲気を湛え、時が経つのも忘れてうっとりと眺めてしまうほどにエレガントです。 ここで螺鈿細工について少しだけお話をさせて頂きます。 螺鈿は奈良時代より伝わり、日本の伝統工芸に用いられる装飾技法の一つで「螺」は貝、「鈿」はちりばめる事を意味しています。 貝殻の内側、虹色の光沢を持った真珠層の部分を切り出した板状の素材を漆地や木地の彫刻された表面にはめ込む手法。またこの手法を用いて製作された、見るも美しい美術工芸品を指します。 もちろん、美しい螺鈿を柔らかな絹布の上に施すのは匠の技を要しとても貴重。実物をご覧頂いた際の美しさは言葉で言い表すことが出来ません。 こちらのお品を留袖や訪問着に合わせて頂きますと、よくお見掛けする礼装用の帯とは一線を画すエレガントで格調高い装いに。 また附下や色無地・江戸小紋とのコーディネートでは、上品な輝きによって一際目を惹き、上品に華やぐ帯姿を叶えて。 ぜひこの機会に花うさぎのモチーフの映える【螺鈿の特選品】を身にまとって頂き、誰よりもエレガントな帯姿にて多くの方々を魅了して下さい。 　　　　　　　　　　　　　～鎌倉ふわり～ 　【寸法】 長さ　４４８ｃｍ　　　幅　３１ｃｍ 　【素材・状態】 正絹 数回程お締めになられたのみの、きれいなお品です。